私がカルトナージュに出会ったのは2006年頃。
10年以上飽きもせずに続けてこれた一番の理由はやはり「使える」ということ。
暮らしの中で感じる小さな「不便」が、
自分仕様にカスタマイズして作ることで「便利」になります。
さらにデザイン性を持たせると「機能美」を備えた作品が生まれます。
「機能性」と「デザイン性」を備えた作品は暮らしを心地よく変えてくれました。
作ることだけが楽しい手芸としての一時的なブームではなく、
暮らしの中で「私に役立つスキル」のひとつとして、
カルトナージュをお伝えしたいと思っています。

Fabriko 小澤 地子